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第163回 G1・天皇賞(春)
2021年5月2日(日) 阪神芝3200m5月2日(日)は春の長距離戦「天皇賞(春)」が開催されます。
今年は京都競馬場が改修工事の為、阪神競馬場で開催されます。
特別登録馬は17頭。
注目馬は日経賞を制した牝馬のウインマリリン、アルゼンチン共和国杯を制した4歳馬オーソリティ、阪神大賞典を制したディープボンド、2019年の菊花賞馬ワールドプレミア、そして昨年の菊花賞2着、AJCC勝ち馬のアリストテレス。
【出走馬】17頭
アリストテレス (4歳・栗東) 主な勝ち鞍:G2・AJCC
ウインマリリン (4歳・美浦) 主な勝ち鞍:G2・日経賞
オーソリティ (4歳・栗東) 主な勝ち鞍:G2・アルゼンチン共和国杯
オセアグレイト (5歳・美浦) 主な勝ち鞍:G2・ステイヤーズS
カレンブーケドール (5歳・美浦) 主な勝ち鞍:スイートピーS
ゴースト (5歳・栗東) 主な勝ち鞍:西宮S
シロニイ (7歳・栗東) 主な勝ち鞍:阪神平場1000万以下
ジャコマル (7歳・美浦) 主な勝ち鞍:グレイトフルS
ディープボンド (4歳・栗東) 主な勝ち鞍:G2・阪神大賞典
ディアスティマ (4歳・栗東) 主な勝ち鞍:松籟S
ディバインフォース (5歳・栗東) 主な勝ち鞍:淡路特別
ナムラドノヴァン (6歳・美浦) 主な勝ち鞍:万葉S
マカヒキ (8歳・栗東) 主な勝ち鞍:G1・東京優駿
メイショウテンゲン (5歳・栗東) 主な勝ち鞍:G2・弥生賞
メロディーレーン (5歳・栗東) 主な勝ち鞍:海の中道特別
ユーキャンスマイル (6歳・栗東) 主な勝ち鞍:G2・阪神大賞典
ワールドプレミア (5歳・栗東) 主な勝ち鞍:G1・菊花賞
ウインマリリン
過去10年間で6頭の牝馬が春の天皇賞に挑戦しましたが最高着順はスマートレイアーの7着。
特に2015年のデニムアンドルビーは前哨戦の阪神大賞典で2着に入りながらも本番では10着。
牝馬にとって如何に過酷なレースかということが伺い知れます。
ウインマリリンは昨年の優駿牝馬(オークス)で2着、エリザベス女王杯で4着と牝馬の中ではトップクラス。
前哨戦の日経賞ではジャパンカップ4着、有馬記念5着のカレンブーケドール、2019年の菊花賞馬ワールドプレミアを相手に勝ち切りました。
オーソリティ
昨年のクラシック戦線は無敗の三冠馬コントレイルを中心に盛り上がりましたが、オーソリティはその輪の中にはいませんでした。
その裏でG2・青葉賞、G2・アルゼンチン共和国杯と東京競馬場のG2を連勝。今年初戦のダイヤモンドSでも2着と好走しました。
父は三冠馬オルフェーヴル、母は菊花賞馬エピファネイアの妹ロザリンド。
ステイヤーの血を発揮してG1初勝利を狙います。
ディープボンド
無敗の三冠馬コントレイルと同じ前田晋二さんの所有馬。
東京優駿(ダービー)で5着、菊花賞で4着とクラシック戦線でも強さを見せました。
今年初戦の中山金杯では2番人気に支持されながら14着と惨敗、その後の阪神大賞典では2着のユーキャンスマイルを相手に5馬身差で圧勝。見事に巻き返しました。和田騎手を背にG1初勝利を狙います。
ワールドプレミア
2019年の菊花賞を最後に勝ち星がありませんが、その後も大きく崩れずに好走しています。
天皇賞(春)の挑戦は初めてで菊花賞馬が絡みやすいレースですから期待は大きいですね。
ディープインパクト産駒は天皇賞(春)を勝てない・・・。そのように言われていた時期もありました。
久しぶりの3000m超えの今回、ディープインパクト産駒の先輩菊花賞馬フィエールマンのような走りを見せられるでしょうか。
アリストテレス
菊花賞では単勝1.1倍に支持された無敗の三冠馬コントレイルをあわやのところまで追いつめました。
父エピファネイア、母父ディープインパクトと菊花賞を制している2頭。母母のグレースアドマイヤは兄弟馬にフサイチコンコルド、アンライバルド。産駒に天皇賞(春)を制したリンカーンがいる良血馬。
二度目のG1挑戦でステイヤーの頂点を目指します。
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2021/04/25 (日) [ 競馬予想]
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